身長が高い人ならではのベッド選びの悩みはシングルサイズだと足がはみだしてしまうことでしょう。

通常のシングルサイズは長さが２００cmありますが、身長が１７０cmを越えた辺りから通常のシングルサイズでは長さが足りないと感じることが多いようです。

寝る時には頭元に枕を置いたり本を置いたりすることが多いので、頭がフレームよりも１５cmほど下になり、そうなると足もとがマットレスの下の方ぎりぎりになってしまうのです。

特に冬は足がはみ出ることで寒さを感じぐっすりと眠れなくなるので、自分の身長に合ったベッドを選ぶことが重要です。

足がはみ出てしまうという悩みを持っている人に人気のベッドはロングタイプのベッドです。
これは長さが少し大きめになっているもので、横幅は通常のシングルサイズですが、長さが５cm～１０cmほど長いものです。
長さだけが足りない方にはロングタイプがおすすめです。

このタイプのものは最初から長さが長くなっているものから、長さを変えられるものと二種類あります。

長さが決まっているものは通常マットレスなどをセットで買うことが多いでしょう。

マットレスも長くなっているタイプを使う必要があるからです。
長さが変えられるものの場合にも購入時に同時にマットレスがセットになっているものが多いと思うので、最初に使いたい長さのマットレスを購入しておく方が良いでしょう。

中途半端な大きさのマットレスはなかなか手に入れにくいので同時に購入しておくことがポイントです。

シーツや布団カバーなどは、最近ではシングルロングのサイズを扱っているお店が増えてきています。

シーツは大きさに余裕があれば使えるのでシングルロングのものを購入すれば好きなもので揃えられます。

長さが変えられるものはシングルサイズを短くすることもできるので、子どもの成長に合わせて使うことができてとても便利です。

また部屋が狭かったり、変形している形で通常のシングルサイズが入らない場合にも使うことができます。

引越しなどをして広い部屋ができた時には長くのばして使えるのでライフスタイルに変化のある人はそういったものも検討してみると選択肢が広がります。

少しだけ大きめでほんの１０cmほどの差ですが、この小さな違いが寝心地に大きな影響を与えます。

もしも身長が高めで足がはみ出てしまった経験がある場合には、ロングタイプのベッドを選ぶと足もとまでしっかりと布団におさまって快適に眠れると思います。